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名古屋大学向け「シラバスAI支援システム」を開発
2026/7/7
株式会社Hashupは、名古屋大学高等教育研究センターの安田淳一郎准教授と連携し、教員によるシラバス入力をAIで支援する「シラバスAI支援システム」の開発を進めております。本システムは2026年度中の本番運用開始を目指し、現在は実シラバスを用いた精度検証およびUIの最終調整を進めている段階です。
大学のシラバスは、科目ごとに記載要件・表現の統一性・学修目標と評価方法の整合性など、多面的な観点で記載する必要があり、入力作業、および点検作業には大きな工数がかかります。本プロジェクトでは、こうした人手による入力作業をAIで支援し、シラバス作成方針との齟齬や記載漏れの可能性がある箇所を自動的に検出し、改善案を提案できる仕組みの構築を目指しております。
開発にあたっては、名古屋大学が運用されている富士通Japan株式会社の学務情報システム「Campusmate-J」と連携する設計を採用しております。具体的には、富士通Japan株式会社側でシラバス入力画面にAIレビュー連携機能を実装いただき、当該画面から本システムのAPIを呼び出すことで、教員の方々が普段ご利用の入力画面上でそのままAI点検結果を確認できる構成といたしました。これにより、既存業務フローを大きく変えることなく、自然な形での運用開始が可能となります。
また、点検観点はシラバス作成方針の改訂や運用実態に応じて随時見直しが必要となるため、大学側のご担当者様ご自身がプロンプトを編集・調整できる管理画面をご提供しております。現場の運用実態を最もよく把握されているご担当者様が、自らの判断で点検基準をチューニングできる環境を整えることで、画一的なAI判定にとどまらず、各大学の運用ポリシーに即した柔軟な支援を実現してまいります。
検証期間中はサンプルシラバスを用いた精度評価、誤検出・見落としの傾向分析、UIの使い勝手の確認などを順次行い、本番導入に耐えうる品質へと磨き上げてまいります。本システムは名古屋大学での実証を経たのち、他大学のシラバス入力支援業務へのカスタマイズ展開も視野に入れており、大学運営における業務効率化の一助となるよう、引き続き検証と改善を重ねてまいります。